なぜ事前指示書は必要なのでしょうか?

事前指示書は、いわば「医療の遺言」です。

世の中には、様々な病気があります。がんや心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる重い病気もあります。しかし医療の発達によって、人工呼吸器や胃ろうといった延命治療をすれば、生きている時間を長くすることが可能になってきました。

でも、もし延命治療によって、「たしかに生きてはいるけれども、意識がなく、体も動かせない」という状態だったらどうでしょうか?

「自分だったら、それは望まない」と考える人もたくさんいると思います。

みなさんは、どこまでの医療を受けたいでしょうか?

「その状況にならないと分からない」という方も多いでしょう。しかし、命に関わる病気で、もし意識がなかったら、自分が望む医療を判断し、周囲に伝えることができなくなってしまいます。

そしてその結果、普段の自分であれば望まない医療を、長期間に渡って受け続けることになってしまうかもしれません。

そういう状況を避けるためにも、あらかじめ自分が受けたい医療について考え、

自分の気持ちや希望を事前指示書に示しておくことは、とても大切なことです。

そして、事前指示書を残しておけば、家族や親しい人が、「どうすれば本人の希望に沿えるのか分からない」と悩むことがなくなります。つまり事前指示書は、

大切な人たちへの贈り物にもなるのです。 

 事前指示書の作成は

どのようにするのでしょうか?

医療に携わっていないと、事前指示書を書くのは難しいと思われるかもしれませんが、ご心配ありません。

当法人の事前指示書(全8ページ)は、医療者がサポートしながら作成いたします。

また、作成した事前指示書のコピーを、当法人と、作成した医療機関でしっかりと保管いたします。

そのため、以下のように費用がかかってしまいますが、大切なものだからこそ、ぜひ

専門的な知識に基づくものを作成することをお勧めいたします。

事前指示書の

『相談』:10,000円+税

『作成』:50,000円+税

『変更』:10,000円+税


まずは『相談』をして、内容に納得されたら、その場で『作成』に変更することも可能です。

具体的な方法としては、

①当法人の契約したクリニックにご来院いただく

②オンライン(ビデオ通話)で行う(代表・近藤慎太郎が担当いたします)

③ご希望の場所へ出張する(費用など応相談)

などがあります。

オンラインをご希望の場合は、『Curon(クロン)』というシステムを使いますので、以下の使用方法をご確認ください(+利用料330円が必要です)。

オンライン(ビデオ通話)について


事前指示書の大切な注意点について

①まず、自分の家族や親しい人たちに、自分の気持ちについて、あらかじめ話しあっておきましょう。 
「痛い思いはしたくない」とか、「回復の望みが無ければ延命治療は必要ない」といった、おおまかな方針で大丈夫です。

②もしもの時のために、自分の代わりに希望を代弁してくれる「代弁者」を決めておきましょう(できれば2人 )。代弁者がいれば、予想外の事態があっても、対応がしやすくなります。
代弁者の条件は以下の通りです。
●家族や親しい人など、あなたが十分に信頼できる人
●バランスの取れた考え方ができる人
●必要な時にいつでも医療者とコミュニケーションがとれる人

③現在のところ、事前指示書に法的な拘束力はないとされています。しかし、 どんな状況においても、医療者や家族などがあなたの気持ちを知り、その実現に向けて努力するためには、客観的な事前指示書が大切であることに変わりはありません。

事前指示書の作成、相談はこらからどうぞ